効果的な集患を実現するうえで、患者様に向けたコンテンツ作りは欠かせないもの。しかし、実際にはどのようなコンテンツを作ればいいのか、迷う方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
ここでは、実際の成功事例をもとに、患者様に喜ばれるコンテンツの例をご紹介しましょう!
1. 治療内容や症状を解説するコンテンツ
医院のホームページを見る患者様にとって一番の関心事は、自分の症状や、それをいかにして改善してくれるかといった情報にほかなりません。つまり、貴院で日々実践されている治療の内容や症状の説明は、非常に効果の高いコンテンツになるのです。
こうしたコンテンツはどうしても専門的な内容になりがちなので、図や写真、動画などを織り交ぜながら、分かりやすさを重視したつくりにするといいでしょう。また、貴院で特殊な治療メソッドを実践している場合も、ぜひコンテンツ化して患者様へ周知しておきたいところです。
【事例】
2. 患者様へ向けたお役立ちコラム
患者様が先生を頼りにするのは、症状が出ている時だけではありません。例えば歯科医院であれば日々の歯の手入れの方法や効果的な虫歯予防の方法など、医師ならではの見識が求められる場面は意外と多いもの。そのため、こうした日々の生活で役立つ知識をまとめたものも、集患に効果的なコンテンツになるのです。
言うまでもないことですが、こうしたコラムの内容は貴院の専門性と関わりのあるものがいいでしょう。例えば貴院が小児科であれば「子育ての悩みを解決するコラム」が喜ばれるかもしれません。また、貴院が糖尿病治療を専門としているなら「毎日の食事メニュー」なんてコンテンツもいいでしょう。アイデア次第でいろいろなコラムが考えられます。
【事例】
3. 医院・院長先生ブログ
院長先生の中にはブログを書いている方も多いのではないでしょうか。実は、こうしたブログも集患に効果的なコンテンツのひとつ。治療と関係のある内容ではなく、先生の日常を書き連ねたものであっても問題はありません。院内では見られない先生の姿を垣間見ることで、患者様は親しみを持ってくれるでしょう。
ブログを書くうえで大切なのは、なんといっても更新頻度を高くすること。いつ見ても同じ記事が表示されているのでは、患者様も次第に見に来てくれなくなってしまうかもしれません。頻繁に更新するのが難しい場合は、スタッフの皆さんにも協力をお願いし、医院ブログとして運営していくのもひとつの方法です。
【事例】
4. 患者様の声
レストランやホテルなどを予約する際に、「口コミ」を参照するという人は意外と多いのではないでしょうか。店側のアピールではなく、同じ「来店客」という立場の人が書いた意見は非常に参考になるもの。実はそれは、医院においても同じことが言えるのです。
こうした患者様の気持ちを踏まえ、最近では「患者様の声」をコンテンツのひとつとして紹介する医院も増えてきました。同じ利用する立場の人が忌憚のない意見を述べてくれることで、新規の患者様も安心して来院できるのではないでしょうか。
【事例】
5. スタッフ紹介ページ
医院に親しみを持ってもらうためには、院長先生をはじめ、在籍するスタッフの皆様の紹介ページを作るのも効果のある方法です。知っている人が誰もいない場所に足を踏み入れるのは、誰だって躊躇してしまうもの。それが病院という空間ならなおさらです。
そんなとき、スタッフ紹介ページで事前にスタッフの皆さんの顔が見えていると、いくらか不安を軽減する助けになってくれるでしょう。趣味や休日の過ごし方、最近ハマっているものなど、少しでいいのでプライベートな情報を載せておくと、思わぬところで会話のきっかけになるかもしれません。
【事例】
6. Q&Aページ
日々の診察時などに患者様から受けた質問に「回答する」という感覚で作成できるコンテンツです。ホームページにどのようなコンテンツを作成したら良いか分からない・・・とお悩みの院長先生にとっては、比較的取り組みやすい内容ではないでしょうか。
【事例】
コンテンツが充実したホームページは、患者様を集めてくれる
いかがでしたでしょうか?最初から全てのコンテンツを充実させるのは、時間的な制約もあり難しいかもしれません。しかし、集患に成功している医院ほどコンテンツ内容は充実しており、見に来てくれた患者様を惹きつけるつくりになっています。
今回ご紹介した成功事例を参考に、ぜひ効果的なコンテンツを目指してみてはいかがでしょうか。