医院ホームページを制作する前に押さえておきたいポイント

医院ホームページで新規の患者様を増やすためにできること

医院ホームページで新規の患者様を増やすためにできること

パソコンやスマートフォンが普及し、誰でも簡単にインターネットにアクセスできるようになった現代。インターネット広告の重要度は日増しに高くなり「集客のためには、まずホームページから」とまで言われるようになってきました。

このように新しい広告形態として注目が集まるホームページですが、実際のところ集患にはどの程度効果があるのでしょうか。今回は、ホームページが持つ広告効果について考えてみましょう。

多くの人の目に止まる広告は効果が高い?

これまで、医院やクリニックの広告というと電車やバスなどの中吊り広告やチラシ、また場合によってはテレビCMなどが一般的でした。これらの広告の利点は、何と言っても多くの人の目に止まること。それだけに、非常に高い広告効果を持っていると考えられてきました。

これらの広告は集患の定番方法として今も一般的に使われていますが、実はデメリットもあります。その中でも特に見逃せないのは、多くの人の目に触れることはできても、その中で健康に不安を抱えて病院を探している人はほんの一握りということ。

せっかく中吊り広告やチラシを作っても、それを見る人の多くは患者様になる見込みのない人なのです。これでは効果的な広告とは言うことはできません。また、中吊り広告やチラシ、テレビCMなどは広告料も高く、費用対効果という意味でも疑問が残ります。

こうした事情もあり、近年注目を集めているのがホームページを制作し、広告(媒体)として活用するという方法です。

ホームページはご存知の通り、ヤフー(Yahoo!)やグーグル(Google)などの検索サイトでページを探して閲覧するもの。例えば病院のホームページを開いている人は、健康に何らかの不安があり、それを改善してくれる病院を探していることがほとんどです。このように、ホームページはページ内の情報に興味がある人に、ピンポイントでアピールできる広告(媒体)であると言うことができます。

集患に強いホームページの条件とは

では、集患効果を高めるためには、どのようなホームページを作ればいいのでしょうか。

2つのポイントを紹介します。

1.コンテンツ内容を充実させる

最も重要なポイントは、ホームページに掲載されるコンテンツを充実させるということ。医院のホームページには一般的に、その医院の特徴や治療方針、電話番号や地図などの情報が掲載されています。しかし、これだけの情報では一通り読んでしまった後はホームページを再度開く必要がなくなってしまい、効果的な活用にはつながりません。

病院を探している人や現在通院中の患者様に何度もホームページを訪れてもらい、頼りにされる医院になるためには、コンテンツを充実させるのが効果的です。例えば貴院が人工透析を専門としているクリニックなら、推奨する食事や、生活上の注意点など役立つ情報が掲載されていれば、患者様も定期的にホームページを訪れてくれるのではないでしょうか。

2.検索エンジンに強いホームページを制作する

もうひとつのポイントは、ヤフー(Yahoo!)やグーグル(Google)などの検索エンジンで上位に表示されるようなホームページを作るということ。ほとんどの人は、グーグル(Google)などの検索エンジンを使って貴院のホームページを見つけています。つまり、効果的な集患のためには、検索結果の上位に表示されることが非常に重要なのです。

この検索エンジンに強いホームページを作る手法は「SEO対策」と呼ばれ、具体的には専門の分析ソフトを使って効果を測定しながら、少しずつホームページデータを作り変えていくといった方法がとられます。ページタイトルの変更やキーワードの埋め込みといった簡単な作業であれば個人レベルでも対応可能ですが、しっかりとしたSEO対策は手間がかかるため、専門業者に依頼するのが一般的です。

集患効果の高いホームページになっていますか?

ホームページは集患効果の高い広告(媒体)と言うことができるものの、その効果を実感するためにはコンテンツの充実やSEO対策といった工夫をこらす必要があります。

ただ、これらの工夫はホームページを作り変える(リニューアル)以外に、すでにあるホームページを改善してアクセス数が増えるように改良していく(リフォーム)といった方法でも対応が可能です。

すでにホームページをお持ちの先生は、ご自身のページが集患効果の高いものになっているか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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コストを抑えてホームページを制作・運用する方法

コストを抑えてホームページを制作・運用する方法

病院やクリニックのホームページを制作する上で、悩ましいのがコストの問題です。

せっかく作るのなら集患効果の高い、しっかりしたホームページを制作したいもの。しかし、だからといって無制限にコストをかけるわけにもいきません。

ここでは、コストを抑えて、かつ費用対効果の高いホームページを制作する方法について考えてみましょう。

ホームページの制作費用はどうやって決まる?

ホームページを作ろうとお考えの先生の中には、すでに制作会社に見積もりを依頼されている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、こうした見積もりの項目には「デザイン料」「ディレクション料」「システム構築費」「コンテンツ制作費用」といった専門用語が並び、具体的にどういった作業にコストがかかっているのか、分かりにくいケースも少なくありません。

実際のところ、ホームページの制作費用はどのようにして算出されているのでしょうか。

その計算方法は制作会社や契約内容により異なるため一概には言えませんが、一般的には「1ページいくら」という算出方法になっています。

例えば、ページ単価15,000円で10ページ制作する場合は、15,000円×10ページ=150,000円と考えておけばいいでしょう(実際はトップページなど制作難易度の高いページは単価がアップすることもあります)。

ただし、これはあくまでも基本のページを制作するだけのもの。実際にホームページを制作する場合は、以下のようにさまざまな費用が発生します。

  • ホームページの更新費用:月ごとに費用がかかります。
  • SEO対策費用:検索エンジンで上位に表示させ、人目に付きやすくするために必要です。
  • コンテンツ制作費用:患者様向けコンテンツの制作を外注する場合に発生します。
  • システム構築費用:予約受付システムを新規で立ち上げる場合などに発生します。

(上記はあくまで一例であり、契約内容や制作するページの内容によって異なります)

せっかくホームページを制作するならできる限り充実させたくなりますが、それらはすべて費用として跳ね返ってくるもの。コストを抑えるためには、必要なものと不必要なものをしっかりと取捨選択することが大切なのです。

コストと費用対効果はどうやって両立させる?

とはいえ、せっかく作るなら集患効果の高いホームページを制作したいところ。そんな時は、ホームページ制作ツールなどを活用し、できる部分は自分たちで運用するという方法もあります。

具体的には、以下のような方法を検討してみてください。

無料ホームページ作成ツールを活用する

これまで、ホームページを制作するには専門的な知識が必要と考えられていました。

しかし、最近ではJimdoWIXに代表されるような無料のホームページ作成ツールが登場しており、専門知識がなくても手軽に自身のホームページを持つことができるようになっています。

制作方法もレイアウトをクリックして選んだり、写真やテキストを当てはめたりするといったごく簡単なもの。スマートフォンやタブレット専用サイトも作れたり、本格的なプロに依頼するようなハイセンスなデザインができたりと、機能も非常に充実しています。

WordPressなどのCMSを活用する

CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは、ホームページに掲載されるコンテンツを構築・管理するためのツールのこと。簡単に言ってしまうと、CMSを活用することで新しいページを増やしたりするなど、ホームページの「更新」が手軽に行えるようになります。

例えばホームページの制作は外部に依頼し、更新だけを自分たちで行うといった方法でも、効果的なコストダウンができるでしょう。

もともとはブログのためのツールとして考えられることの多かったCMSですが、最近では九州大学の先端医療イノベーションセンターのホームページのように、WordPressを活用して作られたホームページも増えてきました。

九州大学先端医療イノベーションセンター

病院紹介やスタッフプロフィールのような情報が固定されたページも作ることができるため、病院やクリニックなど一般的なホームページ制作にも十分対応できるようになっています。

ホームページは費用対効果の高い媒体

ホームページはもともと屋外広告やテレビCMなどの宣伝媒体と比べても割安で、活用方法次第ではさらに高い効果を期待することもできます。

ここでご紹介した方法を踏まえながら、ぜひ費用対効果の高いホームページを目指してみてはいかがでしょうか。

 

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集患力のあるホームページを作るためには、デザインとコンテンツはどちらが重要?

集患力のあるホームページを作るためには、デザインとコンテンツはどちらが重要?

ホームページ制作の二大要素とも言えるデザインとコンテンツ。実際に集患効果の高いページを制作するうえではどちらがより重要なのでしょうか。

ここではホームページを制作するうえで知っておきたい、デザインとコンテンツの考え方についてご紹介しましょう。

見た目のよさと中身のよさ、信用できるのはどちら?

せっかくホームページを作るなら、写真を増やしたり美しいレイアウトを取り入れたりして、凝ったデザインにしたいと考える人は多いのではないでしょうか。確かに、きれいに整えられたデザインは、ページを開いた瞬間に人の目を引き、第一印象をよくする効果があります。

しかし、病院やクリニックのホームページに関して言えば、デザインの良さだけで効果的な集患ができることはありません。

ホームページを見ている患者様は、健康に不安を抱えており、自分の症状を改善してくれる病院を探しているケースがほとんどです。こうした状況の中、デザインだけが美しく、肝心のコンテンツが伴っていないホームページが信用されることはないでしょう。

デザインを「見た目」とするなら、コンテンツなどの情報はホームページの「中身」と言い換えることができます。

ファッション業界や外食業界など、見た目が重視される業界のホームページであればデザインを重視して制作されることもあります。しかし、医療業界に必要とされているのはこうした「見た目」の良さではなく、確実に患者様の症状を改善するという「中身」であることは、先生自身が日々実感しているところではないでしょうか。

ホームページを制作する場合も、その考え方はなんら変わるところはありません。見た人に「この病院に行きたい」と思っていただき、効果的な集患につなげるためには、病院の専門分野や治療方針などのコンテンツを充実させ、患者様に必要とされる情報を的確に伝えていくことが大切なのです。

秀逸なコンテンツを作るためのポイント

それでは、集患に効果のあるコンテンツを作るにはどうすればいいのでしょうか。そのために必要なポイントを、2つに絞ってご紹介します。

コンテンツの内容は、ホームページの読者に合わせる

最も大切なポイントは、ホームページを読んでくれる読者(=患者様)がどのような情報を欲しているか、イメージしながらコンテンツを決めるということです。

例えば貴院が禁煙治療を行っているなら、患者様は治療方針や病院の紹介といった基本的な情報のほかに、タバコは健康にどのような害をもたらすかといった情報を求めているかもしれません。また、貴院が糖尿病治療を専門としている場合、食事療法の進め方やその献立の例などの情報があると、患者様にとって役立つコンテンツとなるでしょう。

このように、貴院に訪れる患者様がどのような情報を欲しているかイメージしてみると、思いのほかコンテンツのアイデアは出てくるものなのです。

ホームページ制作会社に任せきりにしない

ホームページ制作会社の中には、忙しい院長先生の手を煩わせないようにとコンテンツの内容まで含めた全ての制作を請け負うところも少なくありません。確かに、制作会社に任せてしまったほうがスムーズに進む場合もありますが、効果的な集患という観点から見るとあまりおすすめできません。

先ほど述べたような「患者様が欲している情報」は、やはり日々患者様に接している先生自身が一番理解されているもの。経験のある制作会社ならコンテンツ制作も十分可能ですが、あくまでもそれは「患者様はきっとこんな情報を欲している」という推測に基づくものでしかありません。

もちろん、原稿制作など細かな作業は制作会社に依頼することもあるかもしれません。しかし、その場合でもコンテンツの内容は先生自身がしっかりと目を通し、方向性にずれがないかを随時チェックしていくことが大切です。

ホームページのコンテンツは「信頼」に直結する

ホームページ制作において、デザインなどの「見た目」は不要とは言い切れませんが、より重要なのは掲載するコンテンツなどの「中身」です。患者様が必要とする情報をしっかりとおさえ、信頼を獲得できるようなホームページを目指していきましょう。

 

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新規の患者さんが初めてのクリニックに行く際にホームページで確認する3つのポイント

新規の患者さんがにホームページで確認する3つのポイント

これから新たにクリニックに問い合わせをして受診をしようとしている患者さんは、まだ見ぬ先生、まだ見ぬクリニックのどこに注目しているのでしょうか。

これまでにも多くの定説が語られてきたテーマですが、患者さんの心理は昔も今もそれほど大きく変わってはいません。患者さんにとって最大のベネフィット(利益)と、それを達成するためのプロセスという視点から見た、クリニック選びのポイントを3つ挙げてみました。

ポイント1 ドクターおよび医院としての「解決力」

医療機関に行こうと思っている人のほとんどは、体に何らかの不調を感じているはずです。その不調や問題を解決して欲しいというのが患者さんにとって最大のベネフィットです。

受診の結果、何も問題がなく大丈夫と先生に太鼓判を押してもらうことが理想ではありますが、なかなかそうはいかないことは患者さん自身がよく知っています。

何か問題が見つかった時にどうすれば良いのか、その時に的確なアドバイスがもらえるのか、良いことも悪いことも全てしっかり説明してくれるのか―こうした説明力、提案力、そして解決力という「ソリューション」が求められています。

1人として同じ患者さんはいないので、それぞれの患者さんが抱える問題の原因を的確に見つけ出して、それを解決するという「オーダーメイド感」も患者さんの信用醸成に寄与します。

ポイント2 ドクターの「人柄」や「接し方」

自分の体や健康、そして命を守って欲しいというのが患者さんにとって最優先されるベネフィットですが、その次に重要になるのがその作業を誰と行うかです。

イメージ的にドクターの人柄や接し方が重視するポイントの1位だと思われがちですが、「医者はどこに行っても同じ」というイメージが過去のものとなった現在、自分がどんな医療を受けたいのかを患者さん自身が考えた上でクリニックを選ぶ時代です。

どんな医療を受けたいのか、自分の健康をどう守って欲しいのか、そしてその健康を誰に守って欲しいのかというのが現在の集患で重視される大きなポイントです。

そこには先生だけでなくそれ以外のスタッフの方々の接遇なども含まれるので、ここでも医療がサービス業であるという原点にしっかりと立ち帰ることが集患の成否を左右します。心身に何らかの不安を抱えている人だからこそ、優しく丁寧に接するというセオリーは大切にしたいものです。

ポイント3 診療所の「衛生面」や「快適性」

先生やスタッフさんというソフトウェアの次に重視されるのが、クリニックというハードウェアです。

清潔に保たれていることはもちろんのこと、衛生面への配慮を重視する患者さんはとても多く、中にはトイレが清潔に保たれているかどうかで印象を判断する人もいます。

通院するとなると日常的に通うことになる場所なので、そこが自分にとって居心地の良い場所か、そこで過ごすことがストレスにならないかという点を意識・無意識の両面から見ています。

まとめ

最近の集患はホームページを経由した動線が主流になってきており、ネット検索で見つけたクリニックの中から自分が受診するクリニックを選ぶパターンがとても多く見られます。

そのため、ホームページではいかに上記の重視されているポイントに対する答えがあるかが最初の関門になります。そして実際に来院した際には、解決力や人柄、そして快適性というホスピタリティによって患者さんの期待に応えることが継続的な来院の動機となります。

実際に多くの患者さんで賑わっているクリニックの多くはこれらのポイントを戦略的に実践しており、それがネットでの評判や口コミ評価を高め、さらなる集患につながるという好循環を生んでいます。

どれも決して難しいものではありませんが、継続して初めて結果を生むものばかりです。選ばれる先生、選ばれるクリニックになるための最短ルートは決して近道とは呼べないものかも知れませんが、これからも変わることがない普遍的な価値なのです。

ホームページを制作する前に、全体のコンセプトと設計図づくりが重要な理由

ホームページを制作する前に全体のコンセプトと設計図づくりが重要な理由

ホームページを制作するうえで、最も大切と言われているのが明確なコンセプトとページ全体の設計図を作ること。その重要性は、集患のためのページ制作においても何ら変わるところはありません。

ここでは、コンセプトや設計図の重要性と、それらの具体的な作り方について考えてみましょう。

ホームページ制作にコンセプトが重要な理由

コンセプトや設計図などといった大げさなことを考えなくても、簡単なホームページくらいなら制作できそうなもの。それが重要と言われている理由は、どこにあるのでしょうか。

実は、明確なコンセプトや設計図なしでもホームページを作ること自体は可能です。制作会社に依頼すれば、一般的なホームページと同じようなページ構成で、ひととおりの情報が詰まったものを作ってもらうこともできるでしょう。しかし、それではあまり個性のない「他院と同じような」ホームページが出来上がってしまう可能性があります。

このページをお読みいただいている先生諸賢にはあえて申し上げる必要もないかもしれませんが、こうした平均的で個性のないページが、効果的な集患に役立つことはありません。

ホームページを見ている患者様は自分の健康状態に不安を抱えており、それを解決してくれる病院やクリニックを探しています。そのような状況で「他院と同じような」「平均的な」ホームページを見ても、「この病院に行きたい」と考える患者様はいないでしょう。

こうした患者様に来院いただくためには、貴院の特徴や得意分野を伝え、健康状態の改善に役立つことを積極的にPRしていく必要があります。そして、どのようにPRしていくかといった方針を決めるのが「コンセプト」を決めるということでもあるのです。

掲載するコンテンツは、コンセプトに合わせて決める

このように、コンセプトは集患に効果のあるホームページを制作するうえで大切なもの。具体的には以下の2つのポイントで考えるといいでしょう。

・医院のどのような点をPRするか

 例)親しみやすさを強調したい、アクセスのよさや診療時間など利便性をPRしたい、など

・どんな患者様に来院いただきたいか

 例)交通事故の患者様を集めたい、糖尿病の専門医であることを伝えたい、など

こうしたコンセプトは、ホームページに掲載するコンテンツ(=設計図)にも大きく影響します。

例えば「親しみやすさを強調したい」場合、先生ご自身のお顔や考え方が見えるようなページやスタッフ紹介ページなどを設け、患者様に安心して来院いただけるようなコンテンツを増やしていく必要があります。

また、後者の「交通事故の患者様を集めたい」場合は、事故後どのようなリハビリを行っていく必要があるか、どのような後遺症が考えられるか(検査の必要があるか)といった、交通事故に遭われてしまった患者様にとって必要な情報をコンテンツとして掲載するなどが考えられます。

このように、ホームページに掲載するコンテンツはコンセプトによって大きく変化するもの。引いてはそれが貴院のホームページを「他院とは違う」「個性的な」ものにし、効果的な集患につなげてくれるのです。

継続して情報発信できるコンテンツを考えよう

ホームページの掲載コンテンツを考えるうえでは「継続して情報発信できるか」という視点も重要です。せっかくホームページを制作しても、更新されずいつも変わり映えしないのでは、次第に見られなくなってしまうでしょう。継続的に患者様に見ていただくためにも、ホームページの更新は大切なことなのです。

こうした継続的に更新できるコンテンツの代表例としては、先生やスタッフの皆さんの日常を描いたブログや、「テレビで紹介されました」などのような病院に関するニュースなどがあげられます。ホームページ完成後、更新にかけられる手間などを踏まえてコンテンツを考えていきましょう。

コンセプトと設計図は集患効果を左右する

ホームページを効果的な集患につなげるためには、貴院の専門分野や特徴を伝え、患者様に「この病院なら快適に治療ができそう」と実感していただくことが大切です。

ホームページのコンセプトや設計図は、そのためのメッセージを患者様にぶれなく伝えるうえでとても大切なもの。制作会社に依頼する前に、しっかりと練り上げておくことをおすすめします。

クリニック・歯科医院に適したホームページ制作会社の選び方

クリニック・歯科医院に適したホームページ制作会社の選び方

ホームページを作ることを決めたら、次は依頼する制作会社を選びましょう。一言に制作会社と言っても、さまざまな規模や専門性を持った会社が無数にあります。

ただホームページを作るだけなら、どの会社に依頼しても仕上げること自体は可能ですが、やはり集患に効果的なホームページを作るためには、相応の専門性や知識をもった制作会社に依頼することが望ましいでしょう。ここでは、ホームページの効果を左右すると言っても過言ではない、制作会社の選び方について考えてみます。

医療業界に詳しい会社に依頼しよう

病院やクリニックのホームページを作るなら、まずは何をおいても、医療業界に特化した制作会社に依頼することが大切です。ご存知の通り、医療業界は表現や言葉の言い回しに配慮しなければいけない場面が多々あります。専門知識のない制作会社に依頼してしまうと、思わぬところで望ましくない表現が登場してしまったり、正確な情報が患者様に伝わらなかったりする危険性があります。
また、専門知識のある制作会社なら経験も豊富なため、どのような情報が必要か、どのようなホームページにするべきかを患者様の目線でアドバイスしてくれるでしょう。こうした経験の差が、ホームページの出来を大きく左右することは言うまでもありません。

ただデザインが優れているだけでなく、集患につなげてくれる制作会社を選ぶ

せっかくホームページを作るなら、見た目にもこだわって美しいデザインに仕上げたいもの。しかし、ここで覚えておきたいのは、デザインの美しさは必ずしも集患という効果につながらないという事実です。

医療機関のホームページにとって大切なのは、患者様の治療への不安をなくし、親しみを持ってくれること。そのためには、治療方針やその方法が明確に示されていて、さらに先生のお人柄やスタッフの皆さんの顔が見えるようなホームページを作る必要があります。また、年配の患者様が多い地域では、デザインの美しさよりも、どこにどんな情報が載っているかという「わかりやすさ」を優先したほうがいい場合もあるでしょう。
こうしたホームページの「機能」を理解せず、ただ見た目のデザインだけにこだわってしまうと、患者様に本当に必要な情報が伝わらない危険性があります。制作会社を選ぶうえでは、集患という効果につなげてくれる会社を選ぶことが重要なのです。

聞こえのいい売り文句やしつこい勧誘には要注意!

残念なことではありますが、ホームページ制作を請け負う会社の中には、聞こえのいい売り文句だけで契約をかき集め、肝心の集患効果には責任を持たないといった業者もあります。
特に注意したいのは「リース契約」「初期費用ゼロ円」などの言葉。たとえば「リース費用が月々5万円で5年契約」などのような売り文句が一般的です。
この場合、たとえ初期費用がゼロでも、月々5万円のリース費用×5年契約=300万円もの費用が総額でかかってしまいます。これだけあれば、ちょっとした一部上場企業並みの巨大なホームページが制作できてしまうでしょう。そのうえ、集患効果には責任を持たないというのであれば、これは呆れるほかありません。

本来ホームページは無形のものであり、リース契約をするようなものではありません。本当に効果のあるホームページを作るためには、最初から集患効果について真摯に向き合い、適切な金額で制作を請け負う会社と付き合うことが大切なのです。

病院の運営全体に関わってくれる制作会社ならなおベター!

これまでの内容を覆すような言い方になりますが、実はホームページ「だけ」では効果的な集患にはつながりません。本来、患者様に慕われる病院というのは、しっかりとした治療方針や技術を持っているだけでなく、看護師や受付などスタッフの皆さんの対応(接遇・マナー)もしっかりしているもの。ホームページと実際の患者様対応の両方で心地いい空間を提供することが、評判にもつながるのです。
また、たとえホームページで集患できたとしても、一人ひとりのフォローにまで気が回らなければ、患者様の定着にはつながらないでしょう。これでは、せっかくホームページを作ったとしても効果は薄いものになってしまいます。

効果的な集患を行っていくためには、ホームページを改善するだけでは不十分で、スタッフの皆さんの接遇やマナーなども含め、トータルで病院の「感じのよさ」を作り上げていくことが重要です。もし、こうした接遇・マナーなど病院の運営にまで関わってくれる制作会社があれば、新規患者様の定着だけでなく、患者様に本当に慕われる病院作りのきっかけになるのではないでしょうか。

ホームページは、貴院のイメージを左右する

ホームページを制作する会社は無数にありますが、本当の意味で効果的な集患を行っていく上では、専門知識と経験をもった、適切な制作会社を選ぶことが大切です。ホームページは患者様が貴院のことを最初に知る入口でもあります。貴院のイメージを大きく左右するホームページを制作する会社は、慎重に、しっかりと選びたいものですね。

医療機関にホームページが必要である5つの理由

医療機関にホームページが必要な理由

新聞広告やチラシ、電車広告など、病院やクリニックをPRする方法は数多くありますが、中でも絶対に欠かせないと言われているのがホームページです。その理由は、いったいどこにあるのでしょうか。ここでは、ホームページがあることで生まれるメリットやその効果など、医療機関にホームページが必要な理由について考えてみましょう。

1.インターネット検索による集患効果が高い

ホームページがもたらす最も大きなメリットは、何と言ってもインターネット検索による集患効果の高さにあります。一般的に、患者様は自宅の近くにあるという地理的な要因や、家族や友人が通っているなどの理由で病院やクリニックを選びます。しかし、こうしたきっかけや心当たりが全くない場合、患者さんが病院やクリニックを探すもっとも簡単な手段といえば、やはりインターネット検索なのではないでしょうか。

GoogleやYahoo!などに代表される検索サイトを使用すれば、「福岡市 皮膚科」「中央区 小児科」などのように、地区と自分の症状や診療科を合わせて検索することもできます。こうした検索結果の一覧に自分の病院やクリニックの名前を載せることができる。これが、まずはホームページを持つことの一番大きなメリットと言えるでしょう。

2.先生が伝えたい内容を自由に表現できる

ホームページなら、患者様に伝える内容を自由にカスタマイズできるというのもメリットのひとつ。病院や先生ご自身、スタッフの皆さんの紹介だけでなく、治療に対する考え方やその方法など、先生が患者様に伝えたいことを自由に表現することができます。患者様にとってこれらの情報は、自分の治療がどのように行われるかを知ることができる大切なもの。病気に対する不安を和らげることにもつながるでしょう。

また、病院の日常やスタッフのみなさんの休日の様子などを描いた医院ブログを開設したり、「病気にならないために」といった先生のコラムを連載したりと、患者様が定期的にホームページを訪れてくれるような、ユニークなページを作りやすいのも大きなメリット。こうしたページは後から追加することも容易なので、ニーズに合わせて拡大していくこともできます。

3.困っている患者様に対してピンポイントでPRできる

新聞広告やチラシ、電車広告などのPR方法は多くの人の目にとまるというメリットがありますが、見るのは必ずしも症状に困っている人だけではありません。健康な人にとっては、病院やクリニックの広告はあまり必要性を感じられず、読み流してしまうことが多いもの。せっかく広告を出しても、しっかりと読んでもらえないケースが圧倒的に多いのです。

しかし、ホームページは検索サイトで探すなど、「わざわざ」ページを開かないと見ることができません。そのため、ページを見ているのは、症状に困っていたり、病院に行くことを考えていたりする患者様である可能性が高いのです。このことから、ホームページは新聞広告やチラシに比べて、情報を必要としている人にピンポイントで伝える効果が高いとされています。

4.他のPR方法に比べてコストを低くおさえられる

ホームページは、ほかのPR方法に比べてコストを低くおさえられるという嬉しいメリットもあります。ホームページの制作・運用にかかる費用は、どのようなページを作るかによって左右されるため一概には言えませんが、それでも新聞広告やチラシといった方法に比べると、ほとんどの場合、ホームページのほうがコストをおさえることができるでしょう。

また、新聞広告やチラシは契約期間が過ぎるとそのまま別の広告に差し替えられてしまいますが、ホームページは貴院の財産としてずっと残り続けます。こうした意味でも、ホームページはコストパフォーマンスのよいPR方法と言えるのです。

5.ホームページがないだけで患者様を逃してしまうことも

こうして見ていくと、効果的な集患を行ううえでホームページが欠かせないものであることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
特に現在はスマートフォンが普及していることもあり、ホームページはどのような企業・団体であっても必須のものになりつつあります。裏を返せば、ホームページがないだけで、せっかく来院しようとした患者様を逃してしまうことにもなりかねないのです。
そのような事態を避けるためにも、貴院の特徴や強みなどをしっかりと盛り込み、魅力を患者様にしっかりと伝えられるホームページを制作していく必要があります。

他院と差別化したホームページを作るポイント

他院と差別化したホームページを作るポイント

ホームページは、作れば自動的に患者様を集めてきてくれるというものではありません。一般的に、ひとつの地域にはたくさんの病院やクリニックが点在しており、都市部ではその数はさらに増える傾向にあります。

こうした状況の中で効果的に新規の患者さんを集めるためには、どうして貴院を選ぶのか、その理由やメリットなどを説明し、他院との差別化を図っていく必要があります。ここでは集患のために重要となる、差別化のポイントをご紹介させていただきます。

【ポイント1】「糖尿病治療なら当院!」などのように医院の専門性を押し出す

患者様にとって、自分の抱えている症状を改善してくれるかどうかは一番大きな関心事。特に、先生自身がその症状の専門家であれば、患者さんは安心して貴院を選ぶことができるはずです。

例えば先生が糖尿病を専門としている場合、トップページにそのことを明記するだけでなく、特設ページを用意するなどして糖尿病治療の実績があることをしっかりと明記することをおすすめします。

また、患者様にとっては、自分の住んでいる場所から多少遠くても専門医にかかりたいと思うもの。病院やクリニックの専門性を明記することは、地域外からの患者様を集める効果もあるのです。

【ポイント2】治療に対する院長先生の考え方や治療方法などを伝える

患者様にとっては、自分の病気がどのように治療されていくのかも大きな関心事のひとつ。もちろん、治療の過程は症状によってケースバイケースですが、基本となる治療方針や病院の特徴などをホームページ上でお知らせすることで、患者様は治療の過程を事前にイメージし、不安を軽減させることができるでしょう。

具体例としては、治療後のアフターケアを重視していたり、インフォームドコンセントを丁寧に行っていたりするなどが挙げられます。このように、病院側で取り組んでいることがある場合は、ぜひホームページに掲載するようにしましょう。

【ポイント3】病院の設備や使用機器を紹介する

病院やクリニックで使用している機器や設備も、ホームページ上でしっかり紹介しておきたいトピックのひとつです。

たとえ専門性の高い機器であっても、どのような治療に使い、どのような効果があるのかを丁寧に説明することで、患者様は自分の治療過程をイメージすることができます。特に、他院にはない特別な医療機器を使用している場合は、必ずホームページに明記しておきましょう。

また、女性専用スペースやキッズスペースなど、直接治療とは関係なくとも患者様に快適に過ごしていただくための工夫も重要なトピックのひとつ。特に、小さなお子さんを抱えてくるママさんにとっては、キッズスペースの有無は重要な差別化のポイントになるのではないでしょうか。 

【ポイント4】スタッフ紹介ページやブログなどで親しみを持ってもらう

病院で治療を受けるというのは、症状にかかわらず少し気後れのするもの。「病院嫌い」という言葉があるように、病院になんとなく苦手意識を持っている患者様は少なくありません。

そんなとき、スタッフ紹介ページなどで実際に治療してくれる人の顔や人となりが垣間見えれば、不安な気持ちを少しは解消できるのではないでしょうか。実際に、スタッフ紹介ページはトップページに次いで2番目によく見られると言われており、患者様の注目の高さが伺えます。

また、ブログを開設して院内の出来事や休日のプライベートな様子を書くのも、効果のある方法です。先生や看護師のみなさんに親しみを持ってくれるだけでなく、患者様との会話のきっかけにもなるかもしれません。

患者様は、貴院の個性や専門性にひかれてやってくる

「差別化」というと少し難しいことのように感じられるかもしれません。しかし、病院やクリニックを選ぶ基準は、本来とてもシンプルなもの。立地や駐車場の有無といった患者様にとって動かせない理由もありますが、それを除けば、大切なのは以下の2点なのです。

  • 自分が抱えている症状を改善してくれそうか
  • 安心して治療を任せることができるか

ホームページを差別化していくうえでも、この2点に沿って患者様の不安を解消するような情報を掲載してくことが大切です。

ここでご紹介したようなポイントを意識し、院長先生の得意とされる治療分野や人柄、個性をアピールできるようなホームページを作ってみてはいかがでしょうか?